読書感想文
今回私は偉人の伝記を読みました。最近姪が伝記の漫画にハマっていて読んだ本についてお話しをしてくれます。コレクションもしており、その中で一番おすすめの『ヘレンケラー』を貸してくれました。
私も小学生の頃に読んだことがあり、大まかな内容は覚えていました。その時に読んだ感じと大人になってから読んだ感じだとまた違った印象だな、と感じました。
主人公のヘレンケラーは幼少期に視力と聴覚を失いサリバン先生と二人三脚で努力し、さまざまなことを学んでいきました。
ヘレンは見たことのないものを手で触った感覚や匂いで判別をし、先生の口の中に手を入れて舌の動き・口の動きを感じて言葉や名前を知っていったそうです。
当時、読んでいた時はただ単に大変そうだなぁ〜、すごいなぁ〜といった感想でしたが、今回読んでみて先生の偉大さを感じました。
これは仕事にも共通していますが、過ごしている生活の中で触れた事のない知らなかったことを新しく覚える時把握するまでとても時間がかかります。
また、自分の思っていることを正確に伝えることは難しいと感じます。
でも、それは言葉を知っていて周りの物を知った上でできないことであって、ヘレンのように一から知らないことを教えていくにはとてつもない忍耐力・精神力が必要だったと思います。
他の人に伝える時になんで分からないんだろう、なんで伝わらないんだろうと思うこともありました。自分では気づかないうちに伝わっていないのに諦めていたり、伝えたことに満足して終わっていたこともあります。
知ろうとする努力・伝えようとする努力がなければ本当に伝えたいことは伝わらないと感じました。
子供向けに作られていますが、大人でも感慨深い気持ちになりました。
また、他の本も読んでみようと思います。