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読書感想文

私は今回 否定しない習慣 という本を読みました。

この本ではよく会話の途中で使われる「でも」や「だって」といった否定言葉を使うことに限らず、相手の言葉や考え・行動を認めない、相手の話や意見を打ち消す・聞かない・違う話をする、相手のミス・失敗を責める、悩みの相談などに対して真剣に向き合わないなどの否定を指摘しています。

なかでも印象に残った項目は、意図的で分かりやすい否定ばかりではないため悪気なく無意識のうちにそういった言動をとってしまうということです。

色々なケースがありますが仕事や家族・友人とのコミュニケーションでは相手が間違った判断や行動をしていれば、それを否定せざるを得ない場面もあるため否定が全て悪いものという訳ではありません。ですが、自分の言葉遣いや態度・表情によっては自分は悪気はなくても伝え方次第で相手側はマイナスに受け止めてしまうこともあります。自分自身の言い方や伝え方を考えるということは、相手の受け取り方や感情を考えることに繋がるのだと思いました。

人は自分の意見や行動を否定され続けると不安が募ったり、萎縮して思ったことを言い合えずうまくコミュニケーションを取ることが難しくなります。まずは共感や意見・行動を認めるなど伝え方を少し工夫することで、相手の印象や関係性は大きく変わるものだと思いました。相手にプラスに受け止めて貰えるように否定しないコミュニケーションの習慣を身につけていきたいです。