読書感想文
私は雑談力という本を読みました。
初対面の人や苦手なタイプの人と2人きりになったとき、何を話せばいいのかわからなくて困った経験をしたことがあります。
そんな困った状況のときに役立つのが雑談力だと思い手に取りました。
この本には誰とでもうまく雑談できるコツが紹介されています。基本の7ルールに加え、初対面編、知人/飲み会編、職場/ビジネス編など、シーン別に会話のいい例と悪い例が1ページで紹介され、その後に解説が続くという構成です。
今まで慣れない雑談で気まずい思いをしてきた人にも場面ごとに雑談に適した話し方のコツを分かりやすく書かれています。
これまで知らなかった“雑談の正体”を学ぶことができる1冊だとおもいました。
その中で気になったものを紹介します。
“話題の選び方”には、
×お互いが知ってる話題を話す
のではなく、
○知らないことを教えてもらう
というところです。
共通の話題を見つけようとすればするほど話が噛み合わなくなっていく過程や、逆に知らない前提で話すと相手が次第におしゃべりになっていく様子が書かれています。
この一連の流れを読み、実際に私が、自分の全然知らない内容を「それ何ですか?」と問いかけたときに相手が嬉しそうに話し始めたことを思い出しました。
この経験から私は、共通点がなくても楽しく雑談できるものだと気づいていたので、この定義を読んで自分が感じていたことに確信を持ちました。
ほかにも知らなかった雑談のコツをたくさん知ることができ、とても勉強になりました。