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読書感想文

今回私は「私は私のままでいきることにした」という本を読みました。

この本を選んだ理由は韓国のみならず日本でもベストセラーということで、何かしらの生きるヒントを得られるのではないかとの期待を持ち手に取りました。
この本では韓国の厳しい現実、世襲制・学歴社会・見栄っ張り・自国のことを地獄とまで言う、そのような生きづらい社会で自分を尊重し、他人を侮辱せず今ある中で幸せを見つけて生きていこうといった内容で有名な格言や、他の書籍、芸能テレビなどの具体例をおりまぜながらわかりやすく書かれていました。
私がこの本の中で心に残ったものを紹介します。
「疲れ果てて、自分自身にうんざりして、受け入れがたい。そんな人生を投げ出したいと思う時がある。でも、自分以外に自分の人生を生きてくれる人はいない。
失敗したからと言って、気に入らないからといって、あなたの人生をほったらかして、慰めることもしなかったら、それはあまりにも人生をないがしろにしている。
だから、人生のなかで何か不幸にぶつかったとしても、いっぱい笑って、いっぱい苦しんだ後は、その不幸も抱きしめながら生きることを学ぼう」というところです。
特に「不幸も抱きしめる」という言葉には衝撃を覚えました。
不幸を愛おしく思うなんて今まで考えたことはありませんでした。「どうして自分はいつもこうなんだろう」と答えの無い問いを考えて、すべてを放棄したくなることもありました。でもこの本を読んでからは、自分の人生だからこそ全部ひっくるめて自分を大切にしたいと思うようになりました。
他人の言葉に惑わされがちな自分でしたが、ありのままの自分を理解し認め、自分の価値観を第一にこれから生きていこうと思いました。
DH岩本