最近、youtubeでよく目にする「バリ島に住むアニキ」こと丸尾孝俊さんがいらっしゃいます。
以前公開された映画「神様はバリ島にいる」の主人公のモデルでもあります。
魅力的で自分の信念を貫き、みんなから愛されている丸尾さん。
どんな風に生きたらこんな考えに至たるんだろう、と思い読むきっかけとなりました。
マルさんこと丸尾孝俊さんは、1966年に大阪に生まれ、3歳で母親と生き別れ、食べるのにも困るほどの極貧時代を過ごし、中学卒業後は看板屋さんへ住み込みの丁稚奉公やさまざまな職種を経験されました。
そんなマルさんが、20代後半で単身バリ島へ渡り、多くのインドネシア人にお金を貸しているうちに、自分が無一文になります。
でもそこから、奇跡の大逆転をし、不動産デベロッパーとして大成功していきます。
バリ島での資産は圧倒的で、現地関連会社29社を所有。
自宅が25軒、土地を800ヘクタール所有する大富豪となりました。
現在でも、学校、病院への寄付。アスファルトの舗装、52人の孤児の里親になるなど、困っている人には惜しみなく手を差し伸べています。
そんなマルさんの教えとして25個ある中で一番印象に残ったことをご紹介します。
それは本書の中で、繰り返し出てくる言葉
『相手を自分事のように大切にする心』です。
マルさん流に大阪弁で言うと
「相手がな、『自分のことを大切にしてくれている時』に、お互いが繋がるわけやろ?
『自分が今、大切や』と思とる人を思い出してみると、分かるはずやねん。
その人は、すごい人でもなく、優秀な人でもなく、かっこええ人でもなく
『自分を大切にしてくれている、と感じさせてくれた人』だったはずやろ?
今の日本人は、「自分と他人の違うところばかりに目を向けて、すぐに『分類』してしまう。
このことが、相手との関係を台無しにしてしまう。
100%性格や好みが一致する人なんていないのだから、そうでなく相手との共通点を探してみる。
一見、「合わないな」と思う相手でさえ、『相手を自分事のように大切する心』を持ってすれば共通点は目白押しで見つかるようになる。
「繋がり」も「絆」も「ご縁」も共通点から育まれるようになってくるそうです。
マルさんの理想とする社会は、昔の「人と人の繋がりが強かった古き良き日本」です。
自分の家のことでも、近所の家のことでも、みんなで協力する心を今の日本人は忘れてしまっている。
欧米化、合理化、グローバル化の中で、昔より豊かになった日本ですが、それを突き詰めても幸せにはなれない、とマルさんは指摘しています。
忘れてしまいがちな、「人を思いやる心」。
家族関係においても、仕事で関わる人間関係においても、身近なところに甘えが出てきたりします。
何事にも感謝の気持ちを持っていれば、まわりまわって自分に還って来て、最終的には自分を大切にできるのだと思います。
相手がいるからこそ、多くの気づきを与えられ、自分が成長することができます。
これからも経験を積んで、より良い人生にしていきたいです。
片岡