私が、今回読んだ本は「会話は、とぎれていい 愛される48のヒント」

著者加藤綾子さんです。

この本は、話し方のマニュアルではなく、著者が仕事で携わった芸能人やアナウンサーの先輩、会社の経営者など話し方の達人に出会って感じた素晴しい点や気づきを要約した内容となっています。

冒頭では、本の題名である「会話がとぎれるのを怖がらなくていい」と書いてあります。

会話のテクニックは勿論、仕事やプライベートで役に立つ場面もあるが、場合によってはコミュニケーションが不自然になってしまう危険性があり、その不自然さは大きな問題だと言っています。

本書では、マニュアルにとらわれ過ぎて不自然な会話になるのを避け、本来の自分の魅力をいかに引き出すかに注力しているようです。

私が、特に勉強になった点は「答えが分かっていても自分からは言わず、言うべき人に行ってもらう」と言う点です。

このページでは、アナウンサーの羽鳥慎一さんが取り上げられています。

羽鳥さんは司会の際に、自分が分かっていることでも専門家やコメンテーターなど番組が盛り上がる人に話をしてもらうように会話を回す技術が凄いと他の同業者が話していたそうです。

そして著者は、この点を以下のように例えていました。

人から相談を受けたとき、特に部下や後輩につい、答えを言いたくなるが相手が自分で考え自らの言葉で口にすることによって素直に受け止め実行しやすくなるといった面があるようです。これは、著者自身も経験から振り返り実感しているようです。

以上の点から、私は、歯科衛生士による患者さんへの実地指導に繋がると思いました。

いくら「歯磨きは大切です。毎日磨きましょう。」と話すだけでは、プラークコントロールが改善される訳ではありません。口腔内写真や染め出し、細菌検査をした際に、患者さんに自ら発言してもらい気づきを与えるきっかけを作る大切さを感じました。

私自身、話すことが好きでつい一方的になっていたかもしれないと反省しています。「言いたい」欲求をこらえ、聞き役に回ったり、言うべき人に発言を回すことも忘れずにいようと思いました。

そして、仕事もプライベートもより充実したものにしたいと思いました。 DH 前田