読書感想文
今回、私は「できる人の人生のルール」という本を読みました。
本屋に行くと、よく似た本がたくさん並んでいましたが、私がこの本を選んだ理由は個人的な成功のためのルールだけでなく、最高の家族になるためのルールやパートナーや子育てについて書かれていたからです。
この本には、個人的成功のルール、パートナーと最高の関係を築くルール、最高の家族、友人となるためのルール、社会の一員としてのルール、幸福な時間を増やすルールなどと、項目ごとに分かれていて、とても読みやすく分かりやすかったです。
その中でも心に残った内容を紹介します。
「たくさん失敗するほうがいい」という言葉です。年を取れば取るほど人は賢くなるかというと残念ながら、そんなことはない。実際、人はいくつになっても失敗をする。人は完璧になれないという事実を受け入れること。失敗しても落ち着きを失わず、堂々としていることができる、これが賢さの証明だ。と書かれていました。実際、私自身若いときに比べ失敗できない、失敗することは恥ずかしいという気持ちが大きくなっています。しかし、失敗したら原因を解明し同じことを繰り返さないようにし、次に繋げることが大切なのだと感じました。
次に、「新しい選択肢に心をひらく」という言葉です。人はだれでも自分なりに決まった行動パターンがあるものです。その調子で、他の可能性から完全に自分を切り離してしまっては、つまらない人間になってしまう。一歩踏み出せば冒険の連続だ。すべてを楽しみ、学び、冒険するチャンスだ。新しい友人、新しい経験をし、自分の地平線を広げないともったいない。と書かれていました。何かを始めるには気力や体力が必要です。自分の時間がないという理由で今まで遠ざかっていましたが、何か新しい冒険をするチャンスがあったら、迷わずに挑戦してみようと思います。
私が考える人生の成功とは何なのか?作者もここに書かれていましたが、人生の成功とは、金持ちになるとか、出世して有名になるとかではない。毎日一生懸命に働き、家族や友人と良い関係を築く。そして一つでも誇れるなにかをもつ。そんな人生を送ることが幸せであり、人生の成功なのだと思いました。本川