読書感想文
私はこの度「超一流の食事術」という本を読みました。
この本を手に取った理由は、平均値80のとこの中性脂肪が600だったのと
もう30を過ぎたのでなにかして、だらしないオッサンにならないようにしなければと考えてたからです。
よくあるダイエット本の一つかなと思って読んでいたのですが、この本の作者はカナダ出身の医師らしく
、なぜ、どうしてといった疑問点やそうなってしまった原因などをどうやれば解決できるかを論理的に説明してくれます。
私の知らなかった情報や間違ったイメージをもった食品があったことを知れたり読んでいてとても面白かったです。
その中で私が気になったことをいくつか紹介したいと思います。
まず最初に
皆さんアブラに対してどのようなイメージをお持ちですか?
アブラは健康に悪い、アブラは太るとお思いではないでしょうか
私もそう思っていました。
油はカロリーが高いですが、カロリーが高い=太るのは間違いらしいです。
確かに油はカロリーが非常に高い栄養素です。
油をたくさん含む食べ物はいずれもも高カロリーなのでダイエットををしたことがある人なら高カロリーの油は真っ先に避けたい対象になると思います。
ですが人間が太る最大の原因は油分などの脂質ではなく、炭水化物と砂糖などの糖質の食べ物らしいです。
具体的に言うと糖質の中でも私たちが食事でよく口にする小麦やコメなどの炭水化物には野菜や肉、魚など他の食材に比べて微量栄養素が不足しています。
特にでんぷんの多い炭水化物には栄養素が少ないので小麦やコメをいくら食べても体は栄養素が少ないと認識し続けるのです。
その結果満腹感を得られないまま、もっともっと、と食べ続けてデブが出来上がってしまいます。ご飯やパンだけで食べるとおかずが欲しくなりますよね?
それはでんぷんの多い炭水化物がそれだけ栄養素が不足している証拠です。
ちなみに脳にもうおなかいっぱいと指令を送るのは脂肪細胞から分泌されるレプチンと言う満腹ホルモンです。この満腹ホルモンは脂質やタンパク質をとった時に盛んに分泌されます。小麦やコメをつい食べ過ぎてしまうのは満腹ホルモンがあまり分泌されないという理由もあったのです。
まあ今得意げに語っていますが、私はうどんは三玉と天ぷら食べますし、米は必ずお替りしますし、ほぼ毎日ビール飲んでますので全然今話したのと真逆で全く話にならないし信憑性はないのですがこれからは炭水化物をへらして良質な油を積極的にとっていきたいと思いました。
少し糖質の方に話がそれましたが、また脂質であるアブラに話を戻したいと思います。先程の話にもありましたが炭水化物などの糖質は太るのでじゃあ油で揚げたドーナツや唐揚げを死ぬほど食べてもいいのかというとそれも少し違います。作者が言っているいるのはいい油の事です。では数ある油の中で特に大切ないい油とは何かといいますと人間の体の中では作ることのできない
必須脂肪酸と呼ばれるオメガ6とオメガ3です。
ひまわり油やごま油などのオメガ6。
えごま油やチアシードなどのオメガ3
これを4対1の割合でとるのが理想らしいです。
この二つの油は別名
酸素マグネットと呼ばれるほど酸素を強力に引き寄せる力があります。
この二つの油で作られた細胞膜や細胞は酸素が豊かになって元気になります。
これにより低酸素を好むがん細胞は増えることが出来ません。
また脳の機能を維持するためにもこれら二つの脂肪酸は絶対に必要な油なのです。
では次に悪い油とはいったいどんな油かといいますと、筆頭に挙げられるのは非常に毒性の高いトランス脂肪酸です。
これは癌や動脈硬化、心臓病などのさまざまな病気を引き起こします。
トランス脂肪酸が生じる主な条件としては液体アブラに水素を添加して硬化させ固形にしたマーガリンやシュートニングです。
これらはバターや生クリームの代用品として用いられています。
非常に安価に作れるためおお菓子やケーキ、パンに多用されています。
農林水産省のデータによるとクロワッサン、味付けポップコーン、ビスケット、クッキーは特にトランス脂肪酸が多く含まれているとありました。
次に高温で調理された揚げ物です。
植物油などを高温で揚げたりいためたりする場合多くがトランス脂肪酸に変化してしまします。
なのでファストフードや市販の総菜の揚げ物などは控えておいたほうがいいと思います。
このことによっていい油と悪い油の違いがよくわかりましたので、
これからは食事に気を付けて揚げ物は控えます。
この他にも体によく腹持ちのいいドリンクの作り方や無理なくできるプチ断食のやりかたなどなど、日々の生活で取り入れられることがたくさん書いていましたので皆様もぜひ読んでみてください。
山田