読書感想文「続けられない自分」を変える本
今回私は「続けられない自分」を変える本を読みました。
この本は姉の家で見つけて続けられない自分を変えるってどういうふうにしたらいいのかな?という疑問から読んでみました。
最初の章では続けられない自分を変えられない理由がまとめられているのですが、大体の例が共感できてしまいました。
自分自身なかなか一つのことが続けられず結局間が空いてしまって、もういっか…と諦めてしまうことがあります。
そうすると「何をしても続かない」「他の人は出来るのになんで自分はできないのだろう」と自分を否定してしまい、そのくせがついてしまうと自分の能力や可能性も否定するようになってしまうのです。
続けられない原因として3つ書かれていました。
①本当は続けたいと思っていない
②自分は続けられないと思い込んでいる
③行動する時に「面倒くさい」「続けるのが難しい」と感じている
続けられない人には思い当たるものがあると思います。
私は③のタイプです。
このタイプの人に効果があるのが10秒アクションです。
文字通り10秒でできる行動をしていくことです。
例えば部屋を片付けたいという目標があれば、
・窓を開けて空気を入れ替える
・財布の中のいらないものを捨てる
・テーブルの上を片付ける
こういった小さな事を積み重ねていきます。
その時にこれが習慣化すればどんないいことがあるかや習慣化出来なかったらどんなことになるかを考えて最終的な部屋のイメージも想像していきます。
そうすることによってどんどん行動が加速化し、習慣化されていくのです。
小さなことでも実行し成功体験を繰り返すことで自信が育っていきます。
この本には習慣化を加速させる方法や続けられる人になるためのコツがまだまだ書いてありますが、まずは10秒アクションからやっていきたいと思います。
著者は自分と仲良くなれる人が続けられるとも書いてありました。
自分と仲良くなるということは自分を受け入れ、よりそい、自信をつけていくということです。
自分の頭の声、体の声、心の声を素直に聞くことで自分と仲良くなれるのです。
この本の冒頭でアリストテレスの言葉が紹介されていました。
人は繰り返し行うことの集大成である。だから優秀さとは、行為ではなく、習慣なのだ。
良い習慣は自分を絶対に裏切りません。
続けられない人よりも続けられる人があらゆる結果を手にしていきます。
私もそんな人になりたいと思いました。
藤本