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「初対面の3分」で誰とでも仲良くなれる本

私は今回、「初対面の3分」で誰とでも仲良くなれる本を読みました。

この本を手に取った理由は、患者さんとのコミュニケーションや日常などで会話が行き詰まってしまうことが時々あり、またうまく会話を盛り上げることが難しっかたので何か方法はないかと思いこの本を選びました。この本は55の項目に分けられておりとても読みやすい本になっていました。

この本を読んで私がすぐにでも実践出来ると思ったものをいくつか紹介したいと思います。

一つ目は、言葉遣いのニュアンスに気をつけるです。

悪気がなくても相手が否定されたと感じてしまえばそれまでです。ですので、この一言で相手がどう感じるかと言うことを考えながら、極力否定的な言葉を使わないようにしていきたいと思います。また、日常で自分が言われて不快に思ったことを別の方にしないように心掛けていきたいと思いました。そして、良いと思った話し方や言い回しを使えるように常日頃から意識して周りの会話を聞き習得できるようにしていきたいと思います。

二つ目は、テクニックよりも必要な心掛けということです。

コミュニケーションを辞典でひらいてみると多くの人が分かち合える何かを作る行為と出てきます。共有できる何かがあることがコミュニケーションの前提条件だとすると相手と共有するものがない、つまり自分には関係ないと判断されてしまった場合、そのテーマが話し手にとっていくら重要なものであっても、コミュニケーションは成立しないと書かれていました。書いてる通り自分には関係ない興味がないと思われている方にいくら説明などをしても絶対に伝わらず理解しがたいと思います。私の経験上でもいくら良いものを説明されても自分に興味がなければ話も入ってきません。ですので、まずは患者さんが何に興味があるのかどのようなことをしていきたいかをしっかり聞く必要があると感じました。また話をしていく上で新しい発見などもあるかと思いますので最初は簡単なことから会話を始め、徐々に徐々に会話を広げていくように心がけていきたいと思います。そして、こちら側が一方的に話すのではなく患者さんの表情や態度を伺いながら話を進めていくようにしていきたいと思いました。

今回二つの内容を主にお話させて頂きましたが、自分が変われることを少しずつ確実に行っていき無駄にならないよう今後も診療に取り組んでいきたいと思います。

元木